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マーケット情報

2024-03-01

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1日、半導体株が買われ最高値を更新し、日経平均は39,910円、先物は4万円で終了

1日、米国市場でS&P500とナスダック総合指数が過去最高値を更新していたことが買い材料となった。日経平均は小幅高で始まったあと、日経平均への寄与度が高いハイテク株が買われて徐々に上げ幅を広げる展開になると、日経平均も水準を切り上げて午前の取引を終えた。また午後に入ると、高値圏でもち合ったあと取引終了にかけてさらに水準が切り上がり、39,990円をつけ824円高となり、節目の4万円に10円弱まで迫ったものの買いが続かず、わずかに伸び悩んで終えた。一方225先物は4万円に乗せて終えた。日経平均は過去最高値を更新、TOPIXは34年1ヵ月ぶりの高値水準で終えている。そうしたなか業種別では、鉱業、石油・石炭、電気機器、海運、保険、銀行など27業種が値上がり。値下がりは、紙・パルプ、空運、小売、水産・農林など6業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、さくらインターネットが+14.11%、TOWAが+11.87%、川崎汽船が+8.32%、ルネサスエレクトロニクスが+5.48%と上昇が目立ち、東京エレクトロン、ディスコ、SCREENHDなど27銘柄が高かった反面、三井E&S、東京電力HD、NTTの3銘柄が安かった。日経平均株価の終値は39,910円82銭、+744円63銭、TOPIXの終値は2,709.42ポイント、+33.69ポイント。プライム市場の売買高は概算で17億90 百万株、同売買代金5兆1,146億円。
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