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2024-02-28

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28日、日経平均、TOPIXともに4営業日ぶりの反落、売買高は増加、売買代金は減少


28日、米国株の値動きがまちまちで手掛かり材料に欠けるなか、日経平均は小幅安、TOPIXは前日比ほぼ変わらずで取引が始まった。その後両指数ともに強弱が対立して方向感のない値動きとなっていたが、10時頃から徐々に売りが優勢となり、午前の取引終了にかけて下げ幅を広げると、日経平均は39,075円をつけるなど一時164円安となる場面があった。一方午後に入ると、買い戻されてプラス圏に浮上したものの買いが続かず、両指数ともに小幅安で4営業日ぶりの反落で終えた。そうしたなか、業種別では、電気・ガス、紙・パルプ、水産・農林、石油・石炭、サービスなど20業種が値上がり。値下がりは、その他製品、海運、ゴム、卸売、医薬品など13業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、三井E&Sが+10.39%、東京電力HDが+7.16%、野村マイクロ・サイエンスが+7.13%と上昇が目立ち、TOWA、三菱地所など9銘柄が高かった反面、SCREENHD、ルネサスエレクトロニクス、三菱重工など21銘柄が安かった。日経平均株価の終値は39,208円03銭、-31円49銭、TOPIXの終値は2,674.95ポイント、-3.51ポイント。プライム市場の売買高は概算で18億53 百万株、同売買代金4兆9,907億円。
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