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マーケット情報

2024-02-27

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27日、方向感を欠く値動きとなるも日経平均は小幅高、3営業日連続で過去最高値を更新

27日、米国株の上昇は一服していたものの前日までの上昇の流れが継続し、東京市場は買い先行で始まった。日経平均は小幅高で始まったあと上げ幅を広げる展開となり、10時過ぎには39,426円をつけるなど一時192円高となり、取引時間中の過去最高値を上回る場面があったが、買いが一巡すると徐々に上値が重たくなり、11時過ぎには先物主導で売り物に押されて急落し、マイナスに沈んだ。午後の取引が始まってからもマイナスで推移する時間が長かったが、取引終了にかけて買い戻され、3営業日連続で終値ベースの過去最高値を更新して終えた。TOPIXも買い一巡後は上値が重たかったが、バリュー株が買われたことからプラス圏を維持し、34年ぶりの高値水準で終えた。そうしたなか業種別では、鉄鋼、銀行、機械、証券、商品、倉庫・運輸など15業種が値上がり。値下がりは、海運、陸運、小売、食料品など18業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、野村マイクロ・サイエンスが+7.74%と、上昇が目立ち、神戸製鋼所、日本製鉄、三菱重工業など18銘柄が高かった反面、東京電力HD、アドバンテスト、商船三井など12銘柄が安かった。日経平均株価の終値は39,239円52銭、+5円81銭、TOPIXの終値は2,678.46ポイント、+4.84ポイント。プライム市場の売買高は概算で18億39 百万株、同売買代金4兆9,907億円。
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