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マーケット情報

2024-02-22

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22日、大幅反発、日経平均は過去最高値を更新、史上初の39,000円台で終了

22日、今日の東京市場は大幅な反発で過去最高値更新となった。注目された米半導体大手エヌビディアの決算が予想を上回る結果となり、時間外取引で大幅高となっていたことや、日経平均との連動性が高いナスダック総合など、米主要株価指数の先物が大きく上昇していたことなどが東京市場の買い材料となった。日経平均は38,500円台に乗せて始まると、半導体関連株が買われて指数を押し上げ、終値ベースの過去最高値となる38,915円を上回ったあと、わずかに上げ幅を縮めて午前の取引を終えた。また、昼休み中に225先物が買われたことや、為替市場でドルが買われ、対円で150円40銭台まで円安に振れたこともあって、午後の取引開始早々から取引時間中の過去最高値となる38,957円を上回って始まった。その後39,000円に乗せると、一旦売り物に押されて上げ幅を縮める場面があったが、取引終了にかけてもち直し、1989年12月29日につけた過去最高値を更新し、史上初の39000円台に乗せて終えた。そうしたなか業種別では、電気機器、輸送用機器、機械、石油・石炭、鉱業、卸売、不動産など31業種が値上がり。値下がりは医薬品、サービスの2業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、野村マイクロ・サイエンスが+13.22%、TOWAが+13.04%、SCREENHDが+10.16%、日本マイクロニクスが+10.06%、ディスコが+9.42%、アドバンテストが+7.49%と上昇が目立ち、さくらインターネット、東京エレクトロンなど28銘柄が値上がり。値下がりは、KDDI、NTTの2銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は39,098円68銭、+836円52銭、TOPIXの終値は2,660.71ポイント、+33.41ポイント。プライム市場の売買高は概算で17億69 百万株、同売買代金5兆5,622億円。
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