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マーケット情報

2024-02-21

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21日、米国株安やエヌビディアの決算発表を控え終日上値の重たい展開

21日、ナスダック総合指数など米主要株価指数が揃って下落して終えていたことや、市場の注目を集めているエヌビディアの決算発表が日本時間の明日の早朝に控えていることもあり、東京市場は売り先行で始まった。日経平均は171円安で始まり、その後は買い戻されて23円安まで縮めたが、買い一巡後は再び上値が重たくなって午前の取引を終えた。また午後に入ってからも売りが優勢のままで下げ幅を広げ、38,095円をつけ268円安となる場面があったが、売り込む動きは見られず、取引終了にかけて買い戻しや押し目買いが入ると下げ幅を縮めたが、日経平均は3日続落、TOPIXは続落で終えた。そうしたなか業種別では、その他製品、ゴム、紙・パルプ、海運、ガラス・土石など14業種が値上がり。値下がりは、鉱業、保険、石油・石炭、機械、空運、水産・農林など19業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日本マイクロニクスが+9.52%、あおぞら銀行が+8.56%と上昇が目立ち、楽天G、任天堂、日立など14銘柄が高かった反面、SMC、三菱重工、SCREENHD、アドバンテストなど16銘柄が安かった。日経平均株価の終値は38,262円16銭、-101円45銭、TOPIXの終値は2,627.30ポイント、-5.00ポイント。プライム市場の売買高は概算で15億35 百万株、同売買代金4兆2,861億円。
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