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2024-02-14

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14日、米国株安を受け一時大幅安となるも円安が支えとなり下げ渋って終了

14日、米1月CPIが予想を上回る結果となったことから利下げ期待が後退して米長期金利が上昇、また長期金利の上昇を受けNYダウなど主要指数が大幅安で終えていたことが売り材料となった。日経平均は251円安で始まると、その後買い戻されて138円安まで下げ幅を縮める場面があったが、戻りの鈍さや上値の重たさから午後に入って再び売りが優勢になると、37,594円をつけ369円安となる場面があった。一方、為替市場でドル円が150円台前半をつけ円安に振れていたことが下支えとなり、取引終了にかけて下げ渋って終えた。そうしたなか業種別では、海運、その他製品、石油・石炭など5業種が値上がり。値下がりは、紙・パルプ、鉄鋼、不動産、保険、電気・ガス、非鉄金属など28業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、さくらインターネットが+17.07%、ウェルスナビ(G)が+15.11%、QPS研究所(G)が+9.28%と、上昇が目立ったほか、ソシオネクスト、スクリーンHDなど13銘柄が高かった反面、メルカリが-12.93%と下落が目立ち、日本製鉄、ルネサスエレクトロニクス、ソフトバンクGなど17銘柄が安かった。日経平均株価の終値は37,703円32銭、-260円65銭、TOPIXの終値は2,584.59ポイント、-27.44ポイント。プライム市場の売買高は概算で19億08 百万株、同売買代金5兆1,900億円。
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