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2024-02-13

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13日、米国株高や円安が好感され、日経平均は1,066円高で一時38,000円台を回復

13日、連休中の米国市場で、NYダウが過去最高値を更新して終えていたことや、取引時間中にナスダック総合指数が過去最高値を上回る場面があるなど、米国株の上昇が買い材料となった。日経平均、TOPIXともに買い先行で始まり、上げ幅を広げる展開になったあと、しばらくもち合いが続いたが、東京エレクトロンやソフトバンクGなど、日経平均への寄与度が高い値がさのハイテク株の買いが優勢になると指数を押し上げた。また午後に入ってから日経平均の上げ幅が1,000円を上回ると、取引終了にかけて買いが優勢となり38,010円をつけ1,113円高となったが、売り物に押され終値では38,000円を下回った。日経平均は3日続伸となり、1990年1月以来、およそ34年1ヵ月ぶりの高値水準となっている。そうしたなか業種別では、保険、電気機器、サービス、輸送用機器、卸売、非鉄金属など31業種が値上がり。値下がりは、紙・パルプ、不動産の2業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、東京エレクトロンが+13.33%、東京海上HDが+11.00%、リクルートHDが+6.69%、ソフトバンクGが+6.27%、ソシオネクストが+5.34%と上昇が目立ったほか、三菱商事、トヨタ自動車など26銘柄が高かった反面、マツダが-7.19%と下落が目立ち、神戸製鋼所、ディスコ、ルネサスエレクトロニクスの4銘柄が安かった。日経平均株価の終値は37,963円97銭、+1,066円55銭、TOPIXの終値は2,612.03ポイント、+54.15ポイント。プライム市場の売買高は概算で21億45百万株、同売買代金5兆9,628億円。
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