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マーケット情報

2024-02-09

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9日、日経平均は一時37,000円台を回復するも、TOPIXは3日ぶりの反落で終了

9日、米国株の上昇や半導体関連株の値動きを示すSOX指数が上昇して終えていたことに加え、為替市場でドルが対円で買われ、149円台をつけていたことなどが買い材料となった。また、今日がオプションSQとなっていたこともあって日経平均への寄与度が高いソフトバンクGや東京エレクトロンなどの買いが続いたことから上げ幅を広げ、37,287円をつけるなど一時423円高となる場面があった。その後買いが一巡すると伸び悩んで午前の取引を終えると、午後に入ってからは週末で売り物が出やすいなか、売り物に押され日経平均は上げ幅を縮めて終えた。一方TOPIXは3日ぶりの反落となっている。そうしたなか業種別では、石油・石炭、非鉄金属、金属製品、小売など14業種が値上がり。値下がりは、海運、繊維、電気・ガス、建設、輸送用機器など19業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソフトバンクGが+8.72%、ルネサスエレクトロニクスが+6.31%、ENEOSHDが+5.28%の上昇が目立ったほか、13銘柄高かった反面、日産自動車が-11.56%、富士フイルムHDが-6.73%、川崎汽船が-6.24%と下落が目立ち、日本郵船、商船三井、スズキなど17銘柄が安かった。日経平均株価の終値は36,897円42銭、+34円14銭、TOPIXの終値は2,557.88ポイント、-4.75ポイント。プライム市場の売買高は概算で20億96百万株、同売買代金5兆5,622億円。
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