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2024-02-08

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8日、大幅高、日経平均は3日ぶりの反発、TOPIXは続伸で終了

8日、米国市場でNYダウとS&P500が過去最高値を更新して終えていたことや、半導体関連株の値動きを示すSOX指数が上昇して終えていたことなどが東京市場の買い材料となった。日経平均は半導体関連株や、投資先である半導体関連株の上昇が好感されたソフトバンクグループが買われて小幅高で始まったあと、一時もち合いが続いていたものの、内田日銀副総裁が奈良県の経済懇談会で、マイナス金利を解除したとしても緩和的な金融環境を維持していくとの考えを示したと伝わると、先物主導で上値を追う展開となり、上げ幅を広げて午前の取引を終えた。また、午後に入ってからも買いが継続し、36,956円をつけるなど一時837円高となる場面があったが、取引終了にかけて売り物に押され、わずかに上げ幅を縮めて終える結果となった。そうしたなか業種別では、その他金融、その他製品、輸送用機器、電気機器、医薬品、保険、機械など17業種が値上がり。値下がりは、繊維、電気・ガス、建設、ガラス・土石、銀行、海運など16業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソフトバンクGが+11.06%、アドバンテストが+7.56%、ルネサスエレクトロニクスが+7.08%と上昇が目立ったほか、SUBARU、日経レバレッジETF、ディスコなど19銘柄が高かった反面、スズキが-5.79%と下落が目立ち、NTT、KDDI、QPS研究所など11銘柄が安かった。日経平均株価の終値は36,863円28銭、+743円36銭、TOPIXの終値は2,562.63ポイント、+12.68ポイント。プライム市場の売買高は概算で20億96百万株、同売買代金5兆5,622億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)