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2024-02-07

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7日、まちまち、半導体関連株の下落で日経平均は続落、TOPIXは反発して終了

7日、NYダウなど主要株価指数は反発して終えていたものの、半導体関連株の値動きを示すSOX指数が1.14%下落して終えていたことが東京市場の売り材料となった。日経平均、TOPIXともに続落で始まると、SOX指数と連動性が高い半導体関連株が売られ、指数の上値を押さえた。一方TOPIXは小幅安で始まったあとすぐに切り返してプラスに浮上すると上げ幅を広げる場面があった。午後に入ってからは売り物に押されてTOPIXもマイナスに沈んだが、直ぐにもち直して再浮上すると小幅な反発で終えた。日経平均は下げ幅を縮めたものの戻しきれず小幅続落で終えている。そうしたなか業種別では、卸売、輸送用機器、海運、鉱業、鉄鋼など23業種が値上がり。値下がりは、機械、倉庫・運輸、空運、食料品、情報・通信など10業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、QPS研究所が+22.44%、ローソンが+15.22%、三菱商事が+9.74%と上昇が目立ち、トヨタ自動車、伊藤忠、デンソーなど16銘柄が高かった反面、ダイキン工業が-7.07%と下落が目立ち、三菱重工、キーエンス、ルネサスエレクトロニクスなど14銘柄が安かった。日経平均株価の終値は36,119円92銭、-40円74銭、TOPIXの終値は2,549.95ポイント、+10.70ポイント。プライム市場の売買高は概算で18億14百万株、同売買代金4兆9,208億円。
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