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2024-02-06

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6日、3営業日ぶりの反落、米国株安が売り材料となるも業績発表が下支え

6日、FRBによる利下げ期待が後退して米長期金利が上昇したことに加え、業績発表の結果がまちまちだったことから米国株が下落して終えていたことが嫌気され、東京市場も下落して始まった。日経平均は105円安で始まり、その後下げ幅を広げる展開となって36,065円をつけるなど一時288円安となる場面があった。ただ売りが一巡すると10時過ぎごろから下げ渋って午前の取引を終えた。一方午後に入ると、トヨタなどの業績発表が好感されて買い戻しが優勢になると、59円安まで下げ幅を縮めたが、買いが続かず売り物に押されて反落するとともに、結局今日の安値圏で終えた。そうしたなか業種別では、輸送用機器、水産・農林、紙・パルプ、証券、商品の4業種が値上がり。値下がりは、電気・ガス、鉱業、銀行、不動産、石油・石炭など29業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、QPS研究所(G)が+14.56%、三菱重工が+6.43%と上昇が目立ち、トヨタ自動車、ディスコ、アドバンテストなど12銘柄が高かった反面、三菱電機が-6.26%と下落が目立ち、東京電力HD、ダイキン工業など18銘柄が高かった。日経平均株価の終値は36,160円66銭、-193円50銭、TOPIXの終値は2,539.25ポイント、-17.46ポイント。プライム市場の売買高は概算で19億11百万株、同売買代金5兆0274億円。
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