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2024-02-05

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5日、続伸、円安や米国株高を受け、高寄り後に上げ幅を縮小するももち直す

5日、米国株の高値更新や雇用統計の結果が予想を大幅に上回ったことを受け、円安に振れたことなどが買い材料となり、東京市場は買い先行で始まった。日経平均は36,419円と、261円高で始まったあと294円高となる場面があったが、直ぐに売り物に押されて上げ幅を縮めたが、売り一巡後にもち直す展開となった。一方、中国市場で深セン総合指数が一時6%を超す下落率となっていたことが上値の重石になると、午後に入って高値圏でのもち合いを続けて終えた。そうしたなか業種別では、不動産、銀行、輸送用機器、保険、証券、商品、非鉄金属など27業種が高かった反面、海運、卸売、倉庫・運輸、サービスなど6業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、三井不動産が+6.57%、富士通が+5.01%と上昇が目立ったほかあおぞら銀行、パナソニックHD、東京電力HDなど19銘柄が高かった反面、オリエンタルランド、日本郵船、アドバンテストなど10銘柄が安かった。変わらずが1銘柄となっている。日経平均株価の終値は36,354円16銭、+196円14銭、TOPIXの終値は2,556.71ポイント、+17.03ポイント。プライム市場の売買高は概算で18億69百万株、同売買代金4兆8,295億円。
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