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マーケット情報

2023-12-07

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7日、金利上昇や円高が売り材料となり、前日の上げ幅が帳消しとなる反落

7日、前日の大幅高の反動や米国市場でNYダウなど主要3指数が揃って下落して終えていたことが、取引開始時の売り材料となった。日経平均は280円安で始まったあとしばらくもみ合いが続いていたものの、上値の重たさが嫌気されると下げ幅を広げる展開となった。また、午後に入って国内の30年物国債の入札が不調だったことから国内金利が上昇し、これを受けた為替市場でドル円が146円台半ばをつけるなど円高が進んだことも重なり、日経平均は取引終了にかけて下げ幅を広げ、32,814円をつけるなど一時631円安となる場面があったが、取引終了間際に買い戻しが入り、わずかに下げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、電気・ガス、保険、空運、銀行、陸運の5業種が値上がり。値下がりは、海運、鉱業、電気機器、機械、非鉄金属など28業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、QPS研究所(G)が+21.13%、東京電力HDが+10.55%、SOMPOHDが+5.12%と上昇が目立ち、さくらインターネットなど8銘柄が高かった反面、川崎汽船、アドバンテスト、ダイキン工業、ルネサスエレクトロニクスなど22銘柄が安かった。日経平均株価の終値は32,858円31銭、-587円59銭、TOPIXの終値は2,359.91ポイント、-27.29ポイント。プライム市場の売買高は概算で15億48百万株、同売買代金3兆7, 010億円。
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