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2023-11-22

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22日、3日ぶりの反発、薄商いとなるなか先物買いで反発となるも伸び悩んで終了

22日、FOMCの議事要旨で期待された利下げに関する記載がなかったことが重石となり、米主要3指数が揃って小幅に下落して終えていたものの、為替市場でドル円が148円台前半まで反発して円安に振れていたことから、東京市場は売り先行で始まったあと急速に先物主導で買い戻されプラスに浮上する展開となった。また、プラスに浮上したあと一旦売り物に押される場面があったが、直ぐに買いが優勢となって上げ幅を広げる展開となり、日経平均は33,593円をつけるなど一時239円高となる場面があった。ただ、午後に入って売り物に押されると祝日前で積極的な買いが入らず、上げ幅を縮めて終えた。また売買高、売買代金ともに大幅に減少している。そうしたなか業種別では、海運、紙・パルプ、非鉄金属、水産・農林、その他製品など30業種が値上がり。値下がりは、空運、石油・石炭、鉱業の3業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、サイバーエージェント、川崎汽船、ニトリHDなど21銘柄が値上がり。値下がりは、メルカリが-5.27%と下落が目立ち、アドバンテスト、ソシオネクストなど9銘柄となっている。日経平均株価の終値は33,451円83銭、+97円69銭、TOPIXの終値は2,378.19ポイント、+10.40ポイント。プライム市場の売買高は概算で11億97百万株、同売買代金3兆0579億円。
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