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マーケット情報

2023-11-20

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20日、反落、一時33年8ヵ月ぶりの高値を更新するも売り物に押され安値水準で終了

20日、日経平均、TOPIXともに小幅安で始まったあと買いが優勢となった。日経平均は先物が買われて上げ幅を広げ、33,853円をつけるなど一時268円高となる場面があったが、買いが一巡すると伸び悩む展開となった。また、上げ幅を縮小すると10時半過ぎにはマイナスに沈んだ。さらに、中国人民銀行がLPRを据え置くと発表したことを受け、人民元が対ドルで強含むと、ドルが対円などで下落する展開となった。為替市場でドルが下落したことが嫌気されると、輸送用機器などの輸出関連株が売られて日経平均を押し下げ、今日の安値圏で終える結果となった。そうしたなか業種別では、保険、鉱業、銀行、サービスの4業種が値上がり。値下がりは、輸送用機器、非鉄金属、ゴム、卸売、建設、その他製品など29業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、トヨタ自動車、MS&AD、ホンダ、三井物産など19銘柄が安く、カバー(G)が+6.17%、東京海上HDが+5.63%、と上昇が目立ち、パナソニックHD、ジーエヌアイHDなど11銘柄が高かった。日経平均株価の終値は33,388円03銭、-197円17銭、TOPIXの終値は2,372.60ポイント、-18.45ポイント。プライム市場の売買高は概算で14億28百万株、同売買代金3兆6,754億円。
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