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マーケット情報

2023-11-09

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9日、3日ぶりの反発、ナスダックの上昇や明日のSQを意識した先物買いで大幅高

9日、朝方は銀行や海運、自動車といったバリュー株が売られたことから、日経平均は小幅高で始まったあと上げ幅を縮めたが、売りが一巡すると切り返して徐々にもち直す展開となった。また、午後に入ると、為替市場でドル円が151円に接近するなど円安に振れていたことから、朝方売られていた自動車などの輸出関連株に買いが入って株価の下支えになったことに加え、日経225先物の買いが指数を押し上げ、大幅高で終える結果となった。そうしたなか業種別では、その他製品、石油・石炭、鉱業、証券、商品など31業種が値上がり。値下がりは、サービス、非鉄金属の2業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、TOWAが+17.38%、任天堂が+5.57%と上昇が目立ち、三菱商事、ダイキン工業、日産自動車、レーザーテックなど24銘柄が高かった反面、リクルートHDが-5.02%と下落が目立ち、ディスコ、キーエンスなど5銘柄が安く、変わらずが1銘柄となっている。日経平均株価の終値は32,646円46銭、+479円98銭、TOPIXの終値は2,335.12ポイント、+29.17ポイント。プライム市場の売買高は概算で16億78百万株、同売買代金4兆0,443億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)