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マーケット情報

2023-11-08

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8日、反発して始まるもバリュー株の下落と225先物売りに押され続落

8日、ナスダック総合が7日続伸、NYダウとS&P500が6日続伸で終えていたことが支援材料となり、東京市場は買い先行で始まった。日経平均は反発して始まったあと32,512円をつけるなど一時240円高となる場面があったが、高かったのは取引開始時のみで、TOPIXがマイナスに転じると日経平均も上げ幅を縮めて午前の取引を終えた。また、午後の取引開始早々に225先物が売り物に押されてマイナスに転じると、TOPIXが下げ幅を広げたことに加え、日経平均もマイナスに転じて32,049円をつけ、222円安になったあと買い戻されたが上値が重く続落で終えた。そうしたなか業種別では、石油・石炭、鉱業、紙・パルプ、銀行、電気・ガス、鉄鋼など25業種が値下がり。値上がりは、その他製品、医薬品、空運、電気機器など8業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、マツダが+10.39%、任天堂が+6.09%と、上昇が目立ったほか、ルネサスエレクトロニクス、スズキなど9銘柄が高かった反面、みずほFGが-5.85%、ヤマハ発動機が-5.64%、INPEXが-5.47%と下落が目立ったほか、三井住友FG、三菱重工など21銘柄が安かった。日経平均株価の終値は32,166円48銭、-105円34銭、TOPIXの終値は2,305.95ポイント、-26.96ポイント。プライム市場の売買高は概算で22億17百万株、同売買代金4兆8,165億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)