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2022-05-20

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20日、前日の大幅安の反動や他のアジア株の上昇が指数を押し上げ反発して終了

20日、米国市場はNYダウとS&P500が年初来安値を更新していたものの、東京市場は前日の大幅安の反動から前日終値とほぼ変わらずの水準でスタートし、しばらくもみ合いが続いた。その後、中国人民銀行が住宅ローン向けの指標となる金利を引き下げたと発表したことで、他のアジア市場が上昇して始まると、日経平均も先物主導で買われ上げ幅を広げる展開となった。また、午後に入ってからも他のアジア市場が上昇していたことに加え、時間外のNYダウ先物などが反発していたことが株価の押し上げ材料となって366円高となり、そのまま今日の高値圏で終えた。そうしたなか業種別では、海運、精密機器、非鉄金属、サービス、鉄鋼など27業種が値上がり。一方値下がりは、電気・ガス、紙・パルプ、食料品など6業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、川崎汽船、レーザーテック、HOYA、日本郵船、ソフトバンクGなどが高かった反面、値下がりは、キーエンス、日経ダブルインバース、日本たばこ産業、三菱重工の4銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は26,739円03銭、+336円19銭、TOPIXの終値は1,877.37ポイント、+17.29ポイント。プライム市場の売買高は概算で12億53百万株、同売買代金2兆9,995億円。
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