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2022-05-11

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○11日、まちまち、決算発表を受け商いは膨らむも指数は方向感のない値動き

11日、米国市場で、主要3指数がまちまちで終えていたことや米消費者物価指数の発表を控え積極的な買いが入らず、東京市場は続落で始まった。日経平均は小幅安で始まったあと、しばらくして小幅なプラスに浮上する場面があったが再びマイナスに転じるなど、狭いレンジでの値動きで方向が定まらなかった。また午後に入ってからも指数は100円未満の狭い値動きとなったものの、取引時間中に業績が発表されたトヨタ自動車のほか、任天堂など決算発表を受けた売買が活発になったことから売買代金は3兆円を上回って終えた。そうしたなか業種別では、海運、鉄鋼、その他製品、精密機器、サービスなど10業種が値上がり。一方値下がりは、保険、輸送用機器、銀行、紙・パルプ、石油・石炭、非鉄金属など23業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、トヨタ自動車がトップで-4.43%となったほか、住友金属鉱山、伊藤忠、デンソー、ホンダなどが安かった反面、レノバが+23.15%と上昇が目立ち、日本製鉄、レーザーテック、日本郵船などが高かった。日経平均株価の終値は26,213円64銭、+46円54銭、TOPIXの終値は1,851.15ポイント、-11.23ポイント。プライム市場の売買高は概算で13億68百万株、同売買代金3兆2,045億円。
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