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2022-04-25

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25日、米株安やアジア株安が嫌気され、東京市場は終日軟調な値動きで大幅続落

25日、金利上昇ペースが加速するのではないかといった見方が広がり、NYダウなど米主要指数が揃って大幅安となっていたことが東京市場の売り材料となった。日経平均は27,000円をあっさり割り込んで始まり、26,487円をつけるなど一時617円安となる場面があった。その後一旦買い戻される場面があったが、他のアジア市場で上海総合や香港ハンセン指数が2%を超す下落率となっていたことや、時間外のNYダウ先物もマイナスで推移していたことから上値が重かった。また午後に入ってからは手掛かり材料不足となり、狭いレンジでの値動きとなるなか、今日の安値圏でもち合いを形成して終えた。そうしたなか業種別では、水産・農林のみが上昇。値下がりは、鉱業、海運、非鉄金属、空運、機械、鉄鋼など32業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソフトバンクGと日本電産の下落が目立ち、ファーストリテイリング、INPEXなどが安かった。一方値上がりは、楽天225ダブルベア、日立物流、NTTなど4銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は26,590円78銭、-514円48銭、TOPIXの終値は1,876.52ポイント、-28.63ポイント。プライム市場の売買高は概算で10億13百万株、同売買代金2兆4,584億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)