マーケットコメント


マーケット情報

2021-10-19

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

19日、反発、値嵩のハイテク株買いが日経平均を押し上げるも伸び悩み

19日、米国市場でダウが小幅安となったものの、ハイテク株の比率が高いナスダック総合指数が上昇して終えていたことが好感され、東京市場も値嵩のハイテク株主導で反発して始まった。日経平均は小幅高で始まったあと、買いが優勢となって上げ幅を広げたあと、一旦売り物に押される場面があったがもち直して午前の取引を終えた。一方午後に入ってからは、他のアジア市場で香港ハンセンや上海総合指数が上昇していたことが押し上げ要因となり午前の高値を上回ったが、売買が減少するなか値を保つことができず伸び悩んで終えた。そうしたなか業種別では、海運、精密機器、その他製品、情報・通信、電気機器など15業種が値上がり。値下がりは、鉱業、空運、石油・石炭、ゴム、銀行、不動産、保険など18業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、アスタリスク(マザーズ)が+14.16%と上昇が目立ち、ベイカレントコンサルティング、川崎汽船、日本郵船、商船三井などが高かった反面、INPEX、日本航空、第一三共、太陽誘電などが安かった。日経平均株価の終値は29,215円52銭、+190円06銭、TOPIXの終値は2,026.57ポイント、+7.34ポイント。売買高は概算で9億92百万株、売買代金2兆4,409億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)