マーケットコメント


マーケット情報

2021-10-18

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

18日、3営業日ぶりの小幅反落、続伸して始まるも中国経済指標や米先物安が重石

18日、米国株の上昇が続いたことが好感され、東京市場は小幅な続伸で始まった。日経平均は取引開始後に強弱が対立して29,144円をつけ75円高となったあと、中国の7-9月期GDPなどの経済指標の発表を控え売りが優勢になってマイナスに沈むと、144円安となり29,000円を割り込んだ。ただ、中国の経済指標の結果は予想を下回るものが多かったが、事前に売られていたことから買い戻しが優勢となり、小幅安で午前の取引を終えた。また午後に入ってからは、時間外のNYダウ先物がマイナスで推移していたことが重石となり、29,000円を挟んだ小動きとなり、3営業日ぶりの小幅安で終えた。そうしたなか業種別では、鉱業、石油・石炭、非鉄金属、鉄鋼、輸送用機器など15業種が値上がり。一方値下がりは、医薬品、水産・農林、食料品、サービス、小売、情報・通信など18業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、レーザーテックがトップで―2.10%となったほか、ベイカレントコンサルティングが-14.31%と下落が目立ち、エムスリー、ソニーGなどが安かった反面、INPEX、JFEHD、デンソー、トヨタ自動車などが高かった。日経平均株価の終値は29,025円46銭、-43円17銭、TOPIXの終値は2,019.23ポイント、-4.70ポイント。売買高は概算で10億84百万株、売買代金2兆5,295億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)