マーケットコメント


マーケット情報

2021-10-15

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

15日、米国株の大幅高や円安が好感され、上げ幅を拡大して終了

15日、好決算を発表した米企業が相次いだことからNYダウが大幅高となったことに加え、米経済指標の結果を受け長期金利が低下し、ナスダック総合指数などのハイテク株も大幅高となったことが東京市場の押し上げ要因となった。日経平均は28,700円台で始まり、しばらくもみ合いが続いていたが、先物主導で買いが優勢になると、上げ幅を広げて午前の取引を終えた。また、午後に入ってからは、時間外のNYダウ先物がプラス圏で推移していたことや、ドル円が上昇して114円台に乗せたこともハイテク株買いを誘う格好となって指数を押し上げると、取引終了間際に日経平均は29,082円をつけ531円高となり、そのまま今日のほぼ高値で終えた。そうしたなか業種別では33業種すべてが値上がり。上昇率が高かったのは機械、海運、電気機器、金属製品、証券、商品、精密機器などだった反面、上昇率が低かったのは、電気・ガス、空運、繊維、水産・農林、陸運などとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、レーザーテックが+9.53%と上昇が目立ったほか、ファナック、SUMCO、SMCなどが高かった反面、日経ダブルインバース、任天堂、ファーストリテイリングの3銘柄のみが値下がりとなっている。日経平均株価の終値は29,068円63銭、+517円70銭、TOPIXの終値は2,023.93ポイント、+36.96ポイント。売買高は概算で11億11百43万株、売買代金2兆8,420億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)