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マーケット情報

2021-09-29

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29日、米株安と権利落ちが重なり、日経平均、TOPIXともに大幅安で3日続落

29日、米国株安と配当や優待などの権利落ち日が重なり、東京市場は大幅安で取引が始まった。日経平均は3万円をあっさり割り込んで572円安で始まると、その後じわじわと下げ幅を広げる展開となった。また、午後に入ってから買い戻しで一旦下げ幅を縮めたものの、戻りの鈍さや上海総合指数が下げ幅を拡大していたことなどからまとまった売り物が出て再び下げ幅を広げ、日経平均は29,329円をつけるなど一時854円安となる場面があった。その後取引終了にかけて買い戻され、終値では29,500円台を維持したが戻しきれなかった。そうしたなか業種別では、空運のみが上昇。一方値下がりは、精密機器、電気機器、銀行、保険、機械、証券、商品など32業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、東京エレクトロン、アドバンテスト、日立、キーエンスなどが安かった反面、値上がりは、川崎汽船、日本航空、ファーストリテイリングの3銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は29,544円29銭、-639円67銭、TOPIXの終値は2,038.29ポイント、-43.48ポイント。売買高は概算で16億02百万株、売買代金3兆8,556億円。
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