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マーケット情報

2021-09-28

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28日、続落、権利付き最終売買日となるなか取引終了時に売買が増え大商いで終了

28日、朝方は中国不動産大手への警戒もあって売り先行となり、日経平均は30,001円をつけるなど一時238円安となる場面があったが、売りが一巡したことや、香港ハンセンや上海総合指数がプラスで推移していたことが買い戻しにつながり、下げ幅を縮めて午前の取引を終えた。また、午後に入ってからは午前の高値を上回って始まったあと、32円安まで下げ幅を縮めたが、取引終了間際にまとまった売買が成立すると、わずかに売り物に押されたほか、大引けで権利取りのためと見られる注文で8,000億円も売買代金が増加し、3兆8千億円を上回る大商いとなって終えた。そうしたなか業種別では、鉱業、繊維、銀行、非鉄金属、石油・石炭など15業種が値上がり。一方値下がりは、海運、精密機器、空運、その他製品、サービス、電気・ガスなど18業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日本郵船がトップで、-8.18%となったほか、川崎汽船が-14.45%と下落が目立ち、商船三井、アドバンテスト、エムスリーなどが安かった反面、INPEX、ホンダ、ソフトバンクG、三菱UFJFGなどが高かった。日経平均株価の終値は30,183円96銭、-56円10銭、TOPIXの終値は2,081.77ポイント、-5.97ポイント。売買高は概算で15億06百万株、売買代金3兆8,105億円。
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