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マーケット情報

2021-07-29

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29日、アジア市場の反発が買い安心感につながり反発して終了

29日、注目された米金融政策を決めるFOMCで、ゼロ金利政策などの現状維持が示され、無事に通過したことが好感され東京市場は反発して取引が始まった。日経平均は140円高で始まり、その後は上げ幅を広げ27,798円をつけるなど、一時216円高となる場面があった。ただ、このところ下落が目立つ上海など他のアジア市場の取引が始まるまで様子見が続くと、午前の取引終了にかけて81円高まで上げ幅を縮めて午前の取引を終えた。一方、昼休み中のアジア市場で、香港ハンセンや上海総合指数がプラス圏を維持して堅調に推移していたことから買い安心感が広がり、午後に入って持ち直すと、結局今日の高値圏で終える結果となった。そうしたなか業種別では、精密機器、海運、電気機器、金属製品など18業種が値上がり。値下がりは、陸運、空運、食料品、倉庫・運輸など15業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、サーキュレーション(マザーズ)が+18.47%と上昇が目立ったほか、ルネサスエレクトロニクス、アドバンテスト、日産自動車などが高かった反面、サイバーエージェントが-7.36%と下落が目立ち、シマノ、エムスリー、TDKなどが安かった。日経平均株価の終値は27,782円42銭、+200円76銭、TOPIXの終値は1,927.43ポイント、+7.78ポイント。売買高は概算で11億69百万株、売買代金2兆5,790億円。
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