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マーケット情報

2021-07-27

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27日、3日続伸となるも伸び悩み、商いは薄く売買代金は2兆円割れ

27日、米国市場でNYダウなど3指数が揃って最高値を更新したことが好感され、東京市場も買い先行で始まった。日経平均は27,900円台に乗せて始まったあと、直ぐに上げ幅を広げた。午前の取引終了前には28,036円をつけるなど一時202円高となる場面があったが、28,000円台を回復したあと、急速に上げ幅を縮めて午前の取引を終えた。また、外部環境では、前日に続き他のアジア市場が軟調で、香港ハンセン指数や上海総合指数が下落していたことが上値の重石になると、後場に入って一瞬28,000円台を回復したが値を保つことができずに伸び悩んで終えた。そうしたなか業種別では、空運、非鉄金属、鉄鋼、水産・農林など30業種が値上がり。一方値下がりは、海運、医薬品、精密機器の3業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、住友金属鉱山、日本航空、レーザーテックなどが高かった反面、ラキール(マザーズ)が-9.60%、楽天Gが-7.31%と下落が目立ったほか、エーザイ、日本郵船などが安かった。日経平均株価の終値は27,970円22銭、+136円93銭、TOPIXの終値は1,938.04ポイント、+12.42ポイント。売買高は概算で9億38百万株、売買代金1兆9,971億円。
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