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マーケット情報

2021-07-19

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19日、4日続落、米国株やSOX指数の下落が嫌気され、東京市場は大幅安で終了

19日、前週末の米国株安やハイテク株で構成されるSOX指数が2%超の下落率となったことが嫌気され、東京市場は大幅安となった。日経平均は28,000円を割り込んで始まり、その後買い戻されて下げ幅を縮める場面があったが、買い戻しが一巡すると再び下げ幅を広げる展開となり、午前の取引終了前には27,493円をつけるなど一時509円安となる場面があった。午後の取引開始時に再び買い戻しが入ったが、長くは続かず売り物に押されると安値圏でもち合ったあと4日続落で終え、売買代金は前週末より減少した。そうしたなか業種別では医薬品のみが値上がり。値下がりは、空運、鉄鋼、電気機器、非鉄金属、ガラス・土石、金属製品などとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ベイシス(マザーズ)の下落が目立ち、ルネサスエレクトロニクス、ファナック、キーエンスなどが安かった反面、ファーマフーズが+17.39%と上昇が目立ち、ラキール(同)、エーザイ、ダイキン工業が高かった。日経平均株価の終値は27,652円74銭、-350円34銭、TOPIXの終値は1,907.13ポイント、-25.06ポイント。売買高は概算で9億51百万株、売買代金2兆0666億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)