マーケットコメント


マーケット情報

2021-04-16

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

16日、続伸、薄商いのなか手掛かり材料不足で膠着感が強まり小幅高で終了

16日、NY市場でダウやS&P500が過去最高値を更新して終えていたことが好感され、東京市場も買い先行で始まった。日経平均は29,789円と146円高で始まったが、取引開始時が高値になると、そのまま上げ幅を縮める展開となり小幅なマイナスに沈む場面があった。また薄商いで手掛かり材料不足となるなか、中国の経済指標が予想を上回ったことから午前の取引を小幅高で終えると、昼休み中の225先物が買われて午後には再び買い優勢となって始まったが、午前と同様に買いが続かず上げ幅を縮め、結局小幅高で終える結果となった。そうしたなか業種別では、鉱業、保険、空運、不動産、精密機器など21業種が値上がり。一方値下がりは、海運、電気・ガス、銀行、鉄鋼など12業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、紀文食品、スクウェア・エニックス、イメージワン(ジャスダック)の上昇が目立ち、BASE(マザーズ)、ファーマフーズなども高かった反面、東芝の下落が目立ち、リクルートHD、オリエンタルランド、富士フイルムHDなどが安かった。日経平均株価の終値は29,683円37銭、+40円68銭、TOPIXの終値は1,967.00ポイント、+3.50ポイント。売買高は概算で9億09百万株、売買代金2兆0555億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)