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マーケット情報

2021-04-09

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9日、反発、日経平均は一時3万円台を回復するも伸び悩み、SQ値を下回って終了

9日、米主要3指数が上昇して終えていたことが好感され、東京市場は買い先行で始まった。日経平均は29,865円で始まると、そのまま上げ幅を広げて30,064円をつけるなど一時355円高となる場面があったが、買いが一巡すると上げ幅を縮めて午前の取引を終えた。また午後に入ってから一時買いが優勢になる場面があったが、3万円の手前で上値が重たくなると、他のアジア市場が軟調で推移していたことや時間外のNYダウ先物がマイナス圏で推移していたことから警戒もあって、そのまま伸び悩むと同時にSQ値(29,909円73銭)を下回って今日の安値で終えた。そうしたなか業種別では、精密機器、海運、その他金融、電気・ガスなど24業種が値上がり。一方値下がりは、鉱業、鉄鋼、非鉄金属など9業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ファーストリテイリングがトップで―3.4%となったほか、東芝、セブン&アイHD、リクルートHDなどが安かった反面、表示灯(東証2部)が+8.04%と上昇が目立ち、日本郵船、ソニーG、日立、レーザーテックなどが高かった。日経平均株価の終値は29,768円06銭、+59円08銭、TOPIXの終値は1,959.47ポイント、+7.61ポイント。売買高は概算で11億23百万株、売買代金2兆7,555億円。
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