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マーケット情報

2021-04-08

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8日、両指数ともに反落となるも、日経平均は一瞬プラスになるなど下げ渋り

8日、海外市場がまちまちで手掛かり材料不足となるなか、東京市場は売り先行で始まった。日経平均は小幅安で始まったあと下げ幅を広げ、29,516円をつけるなど一時214円安となる場面があったが、売りが一巡するとじわじわと下げ幅を縮める展開となった。また昼休み中の他のアジア市場がプラス圏で推移していたことが下支えになると、午後の取引が始まってからも買い戻しが続き、一瞬プラスに浮上する場面があったが値を保つことができず、結局小幅安で終える結果となった。一方TOPIXは上値が重たいまま終日マイナス圏で推移した。そうしたなか業種別では、海運、その他製品、機械、精密機器の4業種が値上がり。一方値下がりは、空運、銀行、繊維、電気・ガスなど29業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、東芝がトップで-0.44%となったほか、マネックスGの下落が目立ち、武田薬品、アドバンテスト、三菱UFJFGなどが安かった反面、ファブリカコミュニケーションズ(ジャスダック)、スパイダープラス(マザーズ)、ウェルスナビ(同)、信越化学などが高かった。日経平均株価の終値は29,708円98銭、-21円81銭、TOPIXの終値は1,951.86ポイント、-15.57ポイント。売買高は概算で11億34百万株、売買代金2兆5,445億円。
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