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2021-03-30

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30日、権利落ち日となるなか、日経平均は4日続伸、TOPIXは4日ぶりの反落で終了

30日、米国市場で投資会社の損失に関する新しい悪材料が出てこなかったことに加え、NYダウが過去最高値を更新して終えていたことから買い安心感が広がり、配当落ち日となるなか日経平均は小幅安で始まった。その後すぐにプラスに転じたが、午前は売り物に押され29,283円をつけるなど一時100円安となる場面があったが、TOPIXが1%超の下落となり、日銀がETFを買うのではないかといった思惑が広がると、小幅安まで持ち直して取引を終えた。また、午後に入ってからはETF買い期待が支えとなってプラスに浮上したあと、前日の終値を挟んだ狭いレンジでのもみ合いとなるなか、取引終了間際にまとまった買いが入り、結局今日の高値圏で終えた。一方TOPIXは4営業日ぶりの反落となっている。そうしたなか業種別では、海運、空運、ゴム、機械など7業種が値上がり。一方値下がりは、保険、電気・ガス、紙・パルプ、卸売、倉庫・運輸など26業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、マネックスG、小松製作所、ファーストリテイリングなどが高かった反面、日本郵政、シキノハイテック(ジャスダック)、KDDIなどが安かった。日経平均株価の終値は29,432円70銭、+48円18銭、TOPIXの終値は1,977.86ポイント、-15.48ポイント。売買高は概算で13億40百万株、売買代金2兆7,235億円。
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