itrust アイトラストテクニカル分析講座2010

30日、連休中の米国市場が続伸して終えていたことや、米長期金利が低下したことなどが買い材料となり東京市場は窓をあけて上昇して始まった。日経平均は上向きの75日移動平均線上を回復して始まり、TOPIXは下向きの25日移動平均線に接近して始まった。その後、両指数ともに上げ幅を広げる展開となり、日経平均は下向きの25日移動平均線に接近、TOPIXは25日移動平均線を上回って水準を切り上げた。ただ、日経平均は4月24日につけた終値ベースの戻り高値の水準を維持できずに押し返されたことに加え、TOPIXは4月15日につけた終値ベースの高値に接近したところで終えている。一方、日経500も窓をあけて始まり、上向きの75日移動平均線に接近したもののわずかに届かず伸び悩んで終えた。そうしたなか今日の上昇で、先週のTOPIXに続いて日経平均と日経500のパラボリックが陽転しており、明日以降、3指数揃って株価水準を切り上げることができるかが注目される。
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