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マーケット情報

2024-05-07

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7日、連休中の米国株高を好感して値がさのハイテク株が買われ3日ぶりの大幅反発

7日、東京市場が連休中に結果が発表されたFOMC後のパウエルFRB議長の会見での発言を受け、利上げへの警戒が後退したことや、米4月雇用統計の結果が予想を下回り、長期金利が低下したことから米主要3指数が揃って上昇して終えていたことが東京市場の買い材料となった。日経平均は38,600円台に乗せて始まると、上げ幅を広げて38,863円をつけるなど一時627円高となる場面があった。ただ買いが一巡すると売り物に押されて上値が重くなり下げ幅を縮める展開となって午前の取引を終えた。一方午後に入ると、値がさのハイテク株が買われて水準を切り上げ、日経平均も今日の高値近辺まで持ち直して終えた。そうしたなか業種別では、証券、商品、機械、その他製品、サービス、電気機器、非鉄金属、情報・通信、海運など23業種が値上がり。値下がりは、医薬品、倉庫・運輸、ゴム、陸運、石油・石炭、電気・ガスなど10業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、さくらインターネットが+12.68%、ディスコが+8.86%、野村HDが+5.86%、東京エレクトロンが+5.23%、SCREENHDが+5.17%と上昇が目立ち、レーザーテック、ソフトバンクG、ファーストリテイリングなど22銘柄が高かった反面、値下がりは、第一三共、ソニーG、三菱商事、ニデックなど8銘柄となっている。日経平均株価の終値は38,835円10銭、+599円03 銭、TOPIXの終値は2,746.22ポイント、+17.69ポイント。プライム市場の売買高は概算で16 億50百万株、同売買代金4 兆6,830億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)