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マーケット情報

2024-04-30

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30日、半導体関連株や大型株が買われて指数を押し上げ、大幅続伸で終了

30日、3連休明けの東京市場は買い先行で始まった。日経平均、TOPIXともに前週末の高値を上回って始まると、時間外のNYダウやナスダックの先物が上昇していたことが買い安心感につながり、そのまま上げ幅を広げる展開となった。また、中国の国家統計局と財新がそれぞれ発表する製造業PMIが市場の予想を上回ったことも買いにつながり、日経平均は38,608円をつけるなど一時673円高となる場面があった。ただ、今週は3営業日となることやFOMCや米経済指標の発表を控え買いが続かず、伸び悩んで午前の取引を終えた。午後に入ってからもさえない値動きとなって上げ幅を縮めたが、取引終了前に大口の買いが入って市場全体を押し上げ、日経平均、TOPIXともにもち直して終えた。そうしたなか業種別では、海運、ゴム、医薬品、機械、輸送用機器、電気機器、卸売など31業種が値上がり。値下がりは、空運、紙・パルプの2業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、三菱電機が+15.88%、さくらインターネットが+12.57%、小松製作所が+11.52%、日立が+8.50%、第一三共が+7.07%などと上昇が目立ち、27銘柄が高かった。一方値下がりは、アドバンテスト-7.29%、オリエンタルランド-6.27%、ディスコ-0.46%の3銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は38,405円66銭、+470円90 銭、TOPIXの終値は2,743.17ポイント、+56.69ポイント。プライム市場の売買高は概算で20億74百万株、同売買代金5 兆6,678億円。
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