2020-03-09
9日、早朝の為替市場でドルが下落し、対円で104円を割り込んだことが売り材料となり、休み明けの東京市場は大幅安のスタートとなった。日経平均は窓をあけてボリンジャーバンドの下向きの-2σ付近で取引が始まると、そのまま下げ幅を広げる展開となった。また、あっさり2万円を割り込むと、そのままさらに下げ幅を広げ、一時19,472円をつける場面があった。この水準は一目均衡表の月足の遅行スパンの下に位置している基準線の値(19,496円)とほぼ同じとなっており、この水準を下回ったところで下げ止まり、下げ渋って終える結果となっている。一方、TOPIXはさらに下げ幅を広げて水準を切り下げ、昨年来安値を更新すると同時に2018年12月の安値も下回ったまま終えた。TOPIXの下落が目立つなか、市場全体に水準が低下していることが考えられるほか、信用取引の損失が発生したり、拡大したりしているのではないかと思われ、投げ売りによる下落に巻き込まれないようにしたいところ。 (インベストラスト会員向けコメントあり)
9日、早朝の為替市場でドルが下落し、対円で104円を割り込んだことが売り材料となり、休み明けの東京市場は大幅安のスタートとなった。日経平均は窓をあけてボリンジャーバンドの下向きの-2σ付近で取引が始まると、そのまま下げ幅を広げる展開となった。また、あっさり2万円を割り込むと、そのままさらに下げ幅を広げ、一時19,472円をつける場面があった。この水準は一目均衡表の月足の遅行スパンの下に位置している基準線の値(19,496円)とほぼ同じとなっており、この水準を下回ったところで下げ止まり、下げ渋って終える結果となっている。一方、TOPIXはさらに下げ幅を広げて水準を切り下げ、昨年来安値を更新すると同時に2018年12月の安値も下回ったまま終えた。TOPIXの下落が目立つなか、市場全体に水準が低下していることが考えられるほか、信用取引の損失が発生したり、拡大したりしているのではないかと思われ、投げ売りによる下落に巻き込まれないようにしたいところ。
(インベストラスト会員向けコメントあり)