マーケットコメント


テクニカル分析

2020-02-25

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25日、大幅安となるも両指数ともに200日MA上を維持して終了

25日、新型肺炎の感染拡大懸念で欧米株が軒並み大幅安で終えていたことが売り材料となった。日経平均、TOPIXともに窓をあけて大幅安で始まり、下げ幅を広げる展開となった。日経平均は2月3日の取引時間中の安値に接近して始まると、そのまま下げ幅を広げてこの安値を割り込んだ。また、その後22,500円を割り込んだ場面では上向きの200日移動平均線に接近するなど一時1,051円安となる場面があった。一方TOPIXも同様に窓をあけて下落して始まると下げ幅を広げ、こちらは200日移動平均線を割り込み、1600ポイントに接近する場面があったが、200日移動平均線を割り込んだところで下げ渋り、下げ幅を縮める展開になると、日経平均も同様に下げ幅を縮め、両指数ともに200日移動平均線上を維持して下ヒゲ陰線を形成して終えた。明日以降、TOPIXが200日移動平均線上を維持できるかや、終値で割り込むのかが注目される。
(インベストラスト会員向けコメントあり)