itrust アイトラストテクニカル分析講座2010

17日、米国株高や円安が支援材料となった。日経平均は続伸してボリンジャーバンドの＋1σを上回って始まった。また、昨年12月17日の取引時間中の高値を上回る場面があったが、取引開始時がほぼ高値になると、じわじわと上値が重たくなって上げ幅を縮め、緩やかな上向きを続ける＋1σに接近する展開となった。一方、＋1σに接近したところでは押し目買いも入り、陰線を形成したものの終日24,000円台を維持すると同時に＋1σ上を維持して終えた。一方TOPIXも反発し、昨日下回った5日移動平均線を上回って始まると、日経平均と同様に取引開始時が高値になり、5日移動平均線を下回る場面があったものの売り込む動きは見られず、5日移動平均線上を回復して終えた。ただTOPIXはボリンジャーバンドの＋1σには届かなかった。両指数ともに上昇して終えたものの小陰線を形成しており、休み明けの東京市場で5日移動平均線上を維持できるかが注目される。
（インベストラスト会員向けコメントあり）