マーケットコメント


テクニカル分析

2019-12-27

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27日、TOPIXは続伸、日経平均は配当落ちを埋められずBBの+1σを下回って終了

27日、NYダウなど米主要3指数が高値を更新したことが好感され、東京市場は買い先行で始まった。日経平均、TOPIXともに前日の高値を上回って始まるなど強含んだが、買いが続かず両指数ともに上げ幅を縮めると、配当落ちの影響もあって日経平均はマイナスに沈んだ。ただTOPIXが5日移動平均線上を維持すると同時にプラスで推移したことから、日経平均の下落は限定的で、午後には再びプラスに浮上する場面があった。一方、プラスに浮上しても午前の高値に届かず、上値が重たかったことから取引終了にかけて配当落ち銘柄などの売りものが増え、値を保つことができず日経平均は5日移動平均線を下回って終えた。また、ボリンジャーバンドの+1σも下回った反面、TOPIXは続伸となり5日移動平均線を上回ったが、+1σを下回って終えた。両指数ともにトレンドがはっきりしない状況が続くなか、上下どちらに振れて終えるのか大納会の結果が注目される。
(インベストラスト会員向けコメントあり)