マーケットコメント


テクニカル分析

2019-12-12

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12日、まちまち。日経平均は3日ぶりの反発、TOPIXは3日続落で終了

12日、FOMC後の会見を受け、NYダウなど米主要株価指数が反発して終えていたことが好感され、東京市場は反発して始まった。日経平均はボリンジャーバンドの+1σに接近して始まったあと直ぐに売り物に押されると、マイナスに沈む場面があった。一方、マイナスに沈んで25日移動平均線に接近した水準から売り込む動きは見られず、買い戻しが優勢になると、プラス圏までもち直したあと、午前の高値を上回る場面があった。ただ、ボリンジャーバンドの+1σを上回ったところから買いが続かなくなり、売りものに押され小幅高とプラスを維持したものの小陰線を形成して終えた。一方TOPIXはボリンジャーバンドの+1σを上回った水準で始まったが、取引開始時が高値になると、日経平均と同様に売りものに押される展開となり+1σを下回った。また、一時プラス圏まで持ち直したが、取引終了にかけて売りものに押され、+1σを下回って終えた。週末のイベントを控え上値の重たい展開が続くなか、ボリンジャーバンドは収れんしており、イベント通過後に上下どちらにトレンドが発生するかが注目される。
(インベストラスト会員向けコメントあり)