マーケットコメント


テクニカル分析

2019-10-31

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31日、日経平均は反発して5日MA上を回復するも伸び悩み、TOPIXは年初来高値更新

31日、FOMCの結果を受け、NYダウなど米主要株価指数が上昇して終えていたことやドルが比較的安定していたことが好感され、東京市場は買い先行で始まった。日経平均は反発して5日移動平均線を上回って始まると、そのまま上げ幅を広げたが、29日の高値に接近したものの買いが続かず伸び悩む展開となった。またTOPIXも買い先行で始まったあと上げ幅を広げ、前日の高値を更新するなど日経平均よりも強含む場面があったが、買いが続かずマイナスに沈み、上向きの5日移動平均線に接近する場面があった。そうしたなか午後に入って、日銀金融政策決定会合の結果が現状維持と伝わると、強弱が対立するなか、TOPIXもプラスに浮上し、両指数ともに5日移動平均線上を維持すると同時に小陽線を形成して終えた。ただ、日経平均は高値を更新できなくなっていることに加え、両指数ともにモメンタムの低下が続いており、5日移動平均線を割り込んだ場合は警戒が必要になりそう。
(インベストラスト会員向けコメントあり)