マーケットコメント


テクニカル分析

2019-10-03

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3日、窓をあけて売り先行で始まり、両指数ともに38.2%押しの水準を下回る

3日、米主要株価指数が大幅安となったことやドルが下落したことなどが嫌気され、東京市場も窓をあけて売り先行で始まった。日経平均は8月の安値から9月の高値までの38.2%押しの水準や上向きの25日移動平均線をわずかに下回って始まると、そのまま下げ幅を広げる展開となり、緩やかな上向きを続ける75日移動平均線に接近する場面があった。一方TOPIXも25日移動平均線を下回って始まり、日経平均と同様に下げ幅を広げる場面では、下向きの200日移動平均線を下回る場面があった。ただ午後に入ると、両指数ともに膠着感の強い値動きとなるなか、下げ渋って下ヒゲ陰線を形成して終えた。今日の下落で両指数ともに38.2%押しの水準を下回っており、明日以降この水準を回復できるのかが注目される。
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