itrust アイトラストテクニカル分析講座2010

26日、NY市場のダウなど主要株価指数が反発して終えていたことが好感され、東京市場は買い先行で始まった。日経平均は前日割りこんだ5日移動平均線を上回って始まると、わずかに高値を切り上げる場面があったが、今週20日の高値に接近したところで伸び悩むと、上値の重たさが嫌気され上げ幅を縮める展開となった。また、上げ幅を縮めてから午後に入ると、日経平均は一時マイナスに沈むなど弱含み、終値で前日比プラスを維持したものの5日移動平均線を上回ることはできなかった。一方のTOPIXも取引終了間際にマイナスに沈んで5日移動平均線をわずかに下回る場面があったが、配当や優待の権利取りが支えとなり、かろうじてプラスを維持すると同時に5日移動平均線上も維持して終えた。連日で日経平均が5日移動平均線を下回って終えており、明日の配当落ち当日の動向が注目される。
（インベストラスト会員向けコメントあり）