マーケットコメント


テクニカル分析

2019-07-12

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12日、まちまち。取引開始時が高値になると両指数ともに陰線を形成して終了

12日、NYダウが過去最高値を更新したことを好感して東京市場は買い先行で始まった。日経平均、TOPIXともに前日の高値を上回って始まったが、取引開始時が高値になるとミニ先物とオプションのSQ算出日だったこともあって買いが続かず、すぐに値を消す展開となった。またマイナスに沈んだところで日経平均は下向きの200日移動平均線に達すると同時にTOPIXは75日移動平均線に達したが、それぞれ売り込む動きは見られず切り返す展開となった。ただ、日経平均がプラスに浮上したのに対してTOPIXはマイナスに沈んだままの値動きとなり、TOPIXは下向きの5日移動平均線を下回って終えた。両指数ともに下ヒゲ陰線を形成して終えており上値の重たさが意識される格好だが、3連休明けの東京市場で各移動平均線上を維持できるかが注目される。
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