マーケットコメント


テクニカル分析

2019-06-27

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27日、3日ぶりの大幅反発。両指数ともに陽線の坊主を形成して終了

27日、米ムニューシン財務長官の発言を受け、為替市場でドルの買い戻しが進んだことが東京市場の支援材料となった。日経平均、TOPIXともに小幅高で始まったあと、しばらくもみ合いが続いたが、10時過ぎ頃から買い優勢となり上げ幅をじわじわと広げる展開となり、両指数ともに5日移動平均線上を回復して午前の取引を終えた。一方午後に入ってからは利益確定と見られる売り物に押される場面があったが、ドル円が108円台前半で推移していたことや上海総合指数など他のアジア市場も堅調に推移していたことから持ち直し、両指数ともに今日の高値で終えた。高値引けとなったことに加え、5日移動平均線を上回っており、週末、月末を迎える明日の東京市場で値を保つことができるかが注目される。
(インベストラスト会員向けコメントあり)