マーケットコメント


テクニカル分析

2019-06-11

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11日、3日続伸、両指数ともに下向きの25日MA上を維持して陽線を形成

11日、前日の大幅高の反動や利益確定と見られる売り物に押され、東京市場は売り優勢で取引が始まった。ただ、取引開始後に日経平均株価が下向きの25日移動平均線上で下げ渋ると、売り一巡となって買い戻しが優勢となりプラスに浮上した。またプラスに浮上したあとはしばらくして前日の高値を上回るなど強含むと、午後に入ってからは午前の高値を更新する場面があった。一方日経平均株価が5月28日の取引時間中の高値に接近すると買いが続かなくなり、上げ幅は限定的となって結局伸び悩んで終えた。一方TOPIXは日経平均株価より上げ幅を広げて水準を切り上げたことから5月20日の終値ベースの高値を上回って終えている。TOPIXが直近の戻り高値を更新しており、明日以降日経平均株価も戻り高値に接近したり、終値で上回ったりすることができるかが注目される。
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