マーケットコメント


テクニカル分析

2019-05-31

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31日、日経平均、TOPIXともに大陰線を形成、TOPIXは60ヵ月MAを下回って終了

31日、トランプ大統領のツイートが売り材料となり、東京市場は窓をあけて下落して始まった。日経平均株価は前日の安値を下回って始まると、20,700円を安値に強弱が対立する格好となった。一方TOPIXは昨年12月26日の安値から今年4月17日の高値までの値幅の半値押し水準(1521.43ポイント)を下回って始まると、半値押し水準が高値目途となり強弱が対立する格好となった。その後日経平均株価も上値が重たくなると、午後に入ってから両指数ともに下げ幅を広げる展開となり、日経平均株価も昨年12月26日の安値から今年4月24日の高値までの値幅の半値押し水準(20,655円75銭)を下回って終えた。両指数ともに半値押し水準を下回って終えると同時に陰線を形成して終えると同時に月足でも両指数ともに大陰線を形成していることに加え、TOPIXは60ヵ月移動平均線を下回って終えた。TOPIXが月足で60ヵ月移動平均線を下回ったのは昨年12月以来、5ヵ月ぶり。6月相場入りとなる休み明けに60ヵ月移動平均線上を回復できるかが注目される。
(インベストラスト会員向けコメントあり)