itrust アイトラストテクニカル分析講座2010

24日、NYダウなど主要株価指数の下落を受け、東京市場も売り先行で始まった。日経平均株価は窓をあけてあっさり前日の安値を下回って始まると、下げ幅を広げる場面があったが下向きの5日移動平均線との乖離率が1.5%に接近したことや、売りが一巡後したことから買い戻しが優勢となり下げ幅を縮めた。また午後に入ってからも買い戻しが継続する格好となり、日経平均株価、TOPIXともに下ヒゲ陽線を形成して終えた。日経平均株価はマイナスながらも高値引けとなったほか、TOPIXはプラスに浮上して今日のほぼ高値で終えており、下げ止まりを期待させる形となっている。ただ両指数ともに下向きの5日移動平均線には届いておらず、休み明けの東京市場で5日移動平均線上を回復できるかが注目される。
（インベストラスト会員向けコメントあり）