2019-05-23
23日、米中貿易摩擦がさらに長期化するとの懸念が広がりNYダウなど米主要株価指数が下落して終えるなか、東京市場も売り先行で始まった。日経平均株価、TOPIXともに窓をあけて下落して始まると、取引開始直後は買い戻しで下げ幅を縮める場面があったものの、前日の安値に届かなかったことから再び売りものが優勢となり、日経平均株価は節目となる21,000円に近づくなど下げ幅を広げた。一方、朝方から下落して推移していたこともあって日銀によるETF買いへの期待からそれ以上売り込む動きは見られず、下ヒゲ陰線を形成して終えた。また日経平均株価は前日のTOPIXに続いて上向きの5日移動平均線を割り込んだ。明日以降、株価が横ばいでも5日移動平均線は下向きに変化すると考えられ、終値で5日移動平均線を下回ったまま回復できないようだと要警戒となりそう。 （インベストラスト会員向けコメントあり）
23日、米中貿易摩擦がさらに長期化するとの懸念が広がりNYダウなど米主要株価指数が下落して終えるなか、東京市場も売り先行で始まった。日経平均株価、TOPIXともに窓をあけて下落して始まると、取引開始直後は買い戻しで下げ幅を縮める場面があったものの、前日の安値に届かなかったことから再び売りものが優勢となり、日経平均株価は節目となる21,000円に近づくなど下げ幅を広げた。一方、朝方から下落して推移していたこともあって日銀によるETF買いへの期待からそれ以上売り込む動きは見られず、下ヒゲ陰線を形成して終えた。また日経平均株価は前日のTOPIXに続いて上向きの5日移動平均線を割り込んだ。明日以降、株価が横ばいでも5日移動平均線は下向きに変化すると考えられ、終値で5日移動平均線を下回ったまま回復できないようだと要警戒となりそう。
（インベストラスト会員向けコメントあり）