マーケットコメント


テクニカル分析

2019-01-04

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4日、大発会は3年ぶりの大幅安となるもTOPIXは下ヒゲ陽線を形成して終了

4日、NY市場でダウやナスダック総合指数など米主要株価指数が大幅安で終えていたことが嫌気され、東京市場は大幅安で窓をあけて取引が始まった。日経平均株価は下向きの5日移動平均線を下回って始まると、そのまま下げ幅を広げる展開となりボリンジャーバンドの下向きの-2σを下回る場面があった。一方TOPIXは下向きの5日移動平均線上を維持して始まったあと、日経平均株価と同様に下げ幅を広げて5日移動平均線を下回る場面があったが、-2σに接近したところで下げ止まり切り返す展開となった。また両指数ともに取引終了にかけて買い戻しが優勢となって下げ渋り、日経平均株価は下ヒゲ陰線、TOPIXは下ヒゲ陽線を形成して終えた。日経平均株価は5日移動平均線を下回って終えているが、TOPIXは5日移動平均線上を維持して終えており、休み明けもTOPIXが5日移動平均線上を維持できるかが注目される。
(インベストラスト会員向けコメントあり)